ピカポンたちのおはなし

ピカちゃんの誕生
ある日、どこかの空で、雷(かみなり)が鳴りました。その光の中から、からだがピンク、ツノがきいろの人形みたいなものが降りてきました。この雷から生まれたキャラクターこそ、「ピカポン」と呼ばれるキャラクターです。この時生まれたピカポンは「ピカちゃん」と名前が付けられました。ピカちゃんは、雲の上を歩いたり、海に潜ったりしていましたが、やがて自然の豊かな一つの「島」にたどり着きました。ピカちゃんはこの島を「ピカ島」と名付けました。

ピカ島の冒険スタート!
ピカ島はとても広く、小さいピカちゃんは最初こそワクワクしながら探検していましたが、次第に心細くなっていきました。ピカちゃんは花や生き物と心を通わせることができたため、他に仲間はいないのかと訪ねてみましたが、今探している近くにはいないようです。歩き回っていると、たくさんの高い木が生い茂っている場所に迷い込んでしまいました。すると、木の陰からピカちゃんと似たかたちや大きさのピカポンが出てきました。

チビちゃんとの出会い
ピカちゃんは嬉しくなり、名前を聞くと、「チビちゃん」だと教えてくれました。チビちゃんの話を聞くと、偶然にもこの前の同じ雷で生まれたようでした。1人で心細かったピカちゃんは、2人で力を合わせて生きていこうとチビちゃんに話しました。チビちゃんも気持ちは同じだったようで、すっかり意気投合しました。ここから、ピカちゃんとチビちゃんの友情は育まれることになり、ピカちゃんにとっては初めての仲間であり、唯一無二の親友ができたのです。

島の王様、デカちゃん降臨!
チビちゃんと行動を共にするようになって、2人で島をしばらく探検していると、とても大きなピカポンがいることに気が付きました。どうやら、「デカちゃん」という名前のようで、なんと46億年前から生きているというのです。地球の誕生と同じタイミングで生まれたピカポンがいるのだと驚きました。カッコいいマントを付けており、ピカ島の「王様」にふさわしいと思ったピカちゃんは、早速お友達になりました。島を守ってくれる大切なピカポンと出会うことができたのです。

初の色違いピカポンに遭遇
デカちゃんに案内され、色鮮やかな花や蝶々がいる場所に案内してもらうと、そこには見たことのない緑色のピカポンがいることに気づきました。とても仲が良さそうです。メガネをかけて虫メガネを持っている「みどしゃん」、鉛筆とノートを持って熱心にメモを取る「みどすけ」は、研究や観察が大好きなピカポンたちでした。この島のことをまだ詳しくわかっていないピカちゃんたちは、もっといろいろなことが学べると嬉しくなりました。こうして、ピンクだけでなく、緑のピカポンも仲間に加わりました。

ピカちゃん、パリで新たなピカポンと出会う
仲間も増えたので、みんなでピカ島以外の場所にも行ってみたくなりました。デカちゃんが昔に作ったと自負するパリの街へ旅行に行くと、見たことのない、「黄色」のおしゃれなピカポンが街を闊歩していました。「まるしゃん」と名乗るそのピカポンは、ファッションのセンスを高めるために、他の場所にも行きたいようでした。ピカ島について話すと、まるしゃんは美しい自然から得るものがあると感じ取り、ピカちゃんたちに着いていくことにしました。こうして、ピカポンは3色のカラフルなキャラクターになりました。

島に帰ると、なにやら美味しい匂いが?
一行は旅行を終えてピカ島へ帰りました。島に到着するともくもくと煙が上がっており、急いでその場に駆けつけると、とても大きな黄色のピカポンと、小さい黄色のピカポンがいました。体格がドでかいため「きいろドデしゃん」と呼ばれるピカポンは、ピカちゃんたちに美味しい料理を振る舞ってくれました。さっきの煙は料理をしていた時のものだったのです。「ちびすけ」と呼ばれる小さいピカポンは、そのすばしっこさで、うさぎや蝶々とかけっこをしていました。愉快なピカポンたちがまた仲間に加わりました。

ごはんがどんどんなくなっていく!
ピカちゃんたちが美味しい料理を満喫している中、随分と料理の減りが早いことに気が付きました。そんなに食べた記憶がない中、ふと見渡すと、新しいピンクのピカポンがいることに気が付きました。食べ終わったあとのお腹がこんもりしていることから、「こんまるしゃん」と名付けたそのピカポンは、食べることがとにかく大好きで、いろいろなグルメや食材を知っているようです。ぺろりと食べる豪快さにおもしろくなったピカちゃんたちは、こんまるしゃんとすっかり仲良くなりました。

ピカ島をもっと綺麗にするッピ!
みんなで食事を終え、使った食器を洗おうと水辺のあるところに向かうと、緑色のピカポンがいることに気が付きました。「みどまるしゃん」と呼ばれるそのピカポンは、掃除や洗濯が大好きなピカポンで、愛用の洗剤はからだの色にも似ている「ウタマロシリーズ」のようです。「ウタマロしゃん」とみんなにあだ名を付けてもらったみどまるしゃんは、食器だけでなく、ピカちゃんたちの下着などもきれいサッパリ洗ってくれました。ピカ島のお掃除も率先してやってくれたため、とても綺麗な島に生まれ変わりました。

謎の占いピカポン登場!?
自分のお腹がぽっこりしてしまうことを悩んでいたこんまるしゃん。そんな中、デカちゃんから「ピカ島に凄腕の占い師がいるらしい」と教えてもらったピカちゃんたちは、そのピカポンが出没すると言われている場所に行きました。すると、数珠を付けたピンクのピカポンがすごい勢いで現れ、「近い将来にその悩みは解決するわよ〜」と高いトーンの声で占ったのです。「ももしゃん」と呼ばれるこのピカポンはかわいい出で立ちをしており、その占いの能力に感心したピカちゃんは、すっかり仲良くなりました。

博識な先生、ピカポンたちの悩みを救う
帰り道、ピカちゃんたちは海辺を歩いていました。すると、一隻の船が到着し、白衣を着たピカポンが降りてきました。「コガ」と呼ばれる場所から来たという「こがしゃん」は、医者でも先生でもあるピカポンのようで、こんまるしゃんのお腹のふくらみを解消するには、下腹部へのトレーニングを積み重ねることで解決するとすぐさま教えてくれました。素晴らしい知識やアドバイスに感激したピカちゃんは、こがしゃんに他のピカポンたちを紹介し、みんなの面倒を見てもらえるようになりました。

ついにピカ島にもインターネットが!
こがしゃんは船の荷台から、いろいろな知識を得るための機械をピカ島に持ってきてくれました。早速設定をしようとしますが、どうにも上手くいきません。途方に暮れていると、小さなピンクのピカポンが突然現れ、あっという間に設定を完了してしまいました。「ももすけ」と呼ばれるこのピカポンは、普段こそ引っ込み思案なものの、エンジニアとしての腕は抜群のようです。ももすけは自分にない活発さを持っているちびすけと特に仲がよくなり、こうして、わんぱく坊やと引っ込み思案の凸凹コンビが誕生しました。

ピカちゃん最大の危機!そこに現れたのは…?
普段は平和なピカ島ですが、この時は嵐に見舞われ、軽いピカちゃんたちは強風に飛ばされ、大海原で溺れかけてしまっていました。必死にもがき苦しむ中、急に体が宙に浮いた感じがしたと思うと、次の瞬間には船の上にいました。見上げてみると、とても大きいサングラスをしたピカポンがいました。「ピンクドデしゃん」と呼ばれるこのピカポンは、趣味の写真を撮りに航海に出る中、溺れかけているピカちゃんたちを救ってくれたのでした。ピカちゃんたちは感謝し、ピンクドデしゃんもピカ島に降り立つことになったのです。